【フラジャイル 病理医岸京一郎の所見】漫画1巻レビュー

フラジャイル 病理医岸京一郎の所見|漫画1巻収録話

こんな上司がいたら…たまったもんじゃない!
フラジャイル 病理医岸京一郎の所見
単行本:1巻

 

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配信サイト:Handyコミック
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第1話 岸先生、悪人です!
第2話 岸先生、ご立腹です!
第3話 岸先生、助手が変です!<前編>
第4話 岸先生、助手が変です!<後編>

フラジャイル|単行本1巻読んだ感想

「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」は総合病院の病理部を舞台に繰り広げられる人間模様を描いた医療漫画です。

 

物語は仕事は出来るが変人すぎる病理医・岸京一郎と新人内科医の宮崎が出会うことから始まっていきます。

 

とある患者の症状に気になるところがあった宮崎でしたが、周りの意見は問題なし。

 

大げさな検査などはせずに行こうという方針で決まりかけていたところに口を挟んできた男がいました。

 

その名も岸京一郎。

 

医者なのに白衣も着ず、目つきの悪さはピカイチで口の悪さも天下一品。

 

そんな彼が宮崎がまさに疑問に思っていたことを指摘したのでした。

 

ヒーロー的な主人公かと思いきや、上司にも同僚にも新人にも容赦なし!!

 

気遣いという言葉はこの男の中には存在しないのです。

 

徹底的に打ち負かされる宮崎ですが、岸は自分の導き出したデータに基づく結果を貫くため、しいては患者のために譲らないのだということを知っていきます。

 

予定にない検査を組み込むために岸の指示のもと、先輩のパソコンを無断で使うという犯罪行為にまで手を染める宮崎。

 

そこまでするとは新人ながら肝が据わった女です。

 

そんな彼女を見込んでか、どうせ飛ぶならきれいに飛んでみろと背中を押してくれた岸。

 

口も態度も悪い男ですが、悪人ではないようです。

 

そんな岸と宮崎の他に欠かせないのが病理部検査技師の森井。

 

結構、目つきも口も悪い男ですがそれは多分、ずっと岸と二人でいるせいでしょう。

 

病理部は岸と森井の二人きりでずっとやっていたのですが、そこへ宮崎が入ってきてやっと三人になったというのが一巻の前半です。

 

後半は森井が末期がん患者の小早川に出会うことから始まります。

 

生きる希望も失って何もかもを諦めている彼に森井はもどかしさを感じます。

 

それは森井の過去に関係があるのですが…

 

個性際立つキャラクターが病院内で熱いバトルを繰り広げていきます。

 

バトルといっても物理的な殴り合いではないのですが、特に岸の絶対なる強さは息をのむ迫力があります。

 

大人が思わず夢中になっちゃうような熱い医療物語を目撃してみませんか?

 

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